商社マンと検索エンジン:Google Desktop Beta版

インターネットが商社を駆逐するなんて言われて久しいですが、未だに商社って生き残ってますね。
何故かといえば、結局インターネット(PC・サーバ等マシン)が輸出入業務を商社に代わってやってくれるわけもなく、誰か人間がその業務をやる必要があり、ゆえに未だに商社が生き残ってるというわけです(まあ、商社が輸出入だけやってるわけじゃないですが、議論を簡単にするためにあえて言ってます)。
で、じゃあインターネットの登場が商社に何も影響を与えてないかといえば、そんなことはなくて、それは「かつて商社だけが知り得た情報」が今やインターネットで簡単に見つけることができるという「情報の非対称性の解消」が非常に大きいです。
こうした「情報過多」な環境下で、今、商社マンに求められている能力は「いかに効率よく情報を得られるか」と「いかに信憑性の高い情報を得られるか」の二つになっています。
特に前者に関しては、平たく言えば「いかにWWW検索を上手に活用できるか」だったりします。
なので、日々サーチエンジンの効率的な活用を目指して悪戦苦闘しているわけです(個人的な趣味もあるが…)。

そこで本日、Google Desktop Beta版が登場したのをNDO:WEBLOGさんのところで知って(ビジネスマンなら日経一面で知れよ)、早速試してみたわけですが、これがすごい。
ローカルPC内でサーバとして稼動して、ほぼすべてのローカルファイルをINDEXINGしてくれる様子ですが、メールもWORDもEXCELもPOWER POINTもWEBのキャッシュもすべて検索対象になります。
PCがBusyじゃないときを狙ってINDEXERが動くらしいので、突然HDDがカリカリ鳴り出して、作業を邪魔したりすることもありません。いやこりゃびっくり。

ローカルPCサーチといえば、マイクロソフトもLonghornに先立ってリリースすると言ってるし、他にもamazonやら何やらベンダー間の競争激化のヨカンです。

しかし、こんなベータ版とはいえこんなものを無償でリリースしちゃって、「Search Appliance」はどうすんのかね。


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