商社マンとYahoo!Auction RSS

もう既に数日経ってしまったが、ついにYahoo! AuctionがRSS配信を開始。
そこで、こないだの記事で触れたBidders Webサービスのリクエスターに手を加えて作ってみた。
ついでにBiddersへのリンクを貼るようにも改修。
キーワードを入力するとBidders WSとYahoo!Aution RSSから情報を取得、ただひたすら列挙します。

とりあえず、気づいたこともメモ代わりに列挙。

  • パラメータ"p"で検索ワードを指定するが、物によってはカテゴリが特定できずにRSSが返されない。
  • パラメータ"sb"でモードを"desc"(Descriptionの略か)に指定するとタイトル一致検索になる。この場合、検索ワードはパラメータ"desc"で渡す。
  • 検索ワードの文字コードEUC-JP。
  • パラメータ"auccat"でオークションカテゴリを指定。省略すると"0"(=全カテゴリ)を指定したとみなされる。
  • パラメータ"alocale"は詳細不明だが省略可能。デフォルトは"0"。
  • パラメータ"acc"も詳細不明だが省略可能。デフォルトは"jp"(alocale、accとも国Or地域の指定?)。
  • パラメータ"f"には"0x12"(アスキーコード表では装置制御2)の指定が必須。

今回の試作はバカのように結果を列挙するだけだが、もうちょっと作りこめば、BiddersYahoo!のそれぞれの検索結果を比較し、優先順位付けして表示することも可能だ。さらにここにAmazonのマーケットプレースを絡めれば、ユーザに対しより複雑な提案を行うことも可能だろう。
こうして様々なWeb上のモジュール(プログラム)がWebサービス化し、コンテンツがXML化していけば、モジュールやコンテンツの再利用性は飛躍的に高まる。さらに、その組み合わせにより、よりIntelligentなサービスを簡単に構築することができるようになる。
ITの世界では、最も汎用性の高い上流部分を押さえたということで、IntelMicrosoftが最大の成功例と考えられている。この論に従えば、WebサービスXMLが浸透していくWWWの世界では、最も再利用性の高いモジュールやコンテンツの提供者がやがては最大の成功者となるように思われる。勿論その道もあるだろうが、WebサービスXML化の流れの中で重要なことは、モジュール・コンテンツの組み合わせにより作られたサービスも、それがユニークである限り、競争優位を築ける可能性があるということである。
つまり、組み合わせの方法=ビジネスモデルが、今後ITビジネス成功の為の重要なエッセンスとして再び注目を集める可能性があるのだ。そうなると、ITの専門能力よりも、寧ろ他のオールドエコノミーで培ったビジネスノウハウや素人的な荒唐無稽な発想の方が近い将来重要になるのかもしれない。


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