商社マンらしく海外出:レストラン

今日も出張先から記事投稿。
これまでの更新ペースから考えると快挙と言えよう。
普段と違うところに行くと必然的にネタが増えるわけですな。
勢い、ブログも書きやすい。
とすると、普段の生活でブログを書かないというのは日常の中に自分自身が埋没し、いつしか社会に対する新鮮な目を忘れているというわけで、ブログの更新頻度というのは自分自身の精神状態をチェックする指標として見ることができるのかもしれません。
RSSから更新頻度をチェックし、定量的に分析することでブログ筆者の精神状態を診断する、なんてこともできるかも。

さて、熱帯性のストームにもまけず元気に仕事をこなし、今日はホテルの外で夕食をとる。
いかにもなカンジのBIG FATで陽気なフロントの黒人のおばちゃんに、「近くにいい日本料理屋ある?」と聞いたら、「ここ!ここが最高よ!」とオススメされました。

KANKI -Japanese House Of Steak & Sushi

すごい。確かに最高だ。
素早いコテさばきで刻まれた、エビの尻尾が宙を舞う。
塩・コショーの入れ物は、ジャグリングのクラブよろしく料理人の両手の間を生きているかのごとく見事に飛び交う。
スライスされた玉葱を積み上げると、そこは鉄板の上のFUJIYAMA。
大量の油に火を放つと、FUJIYAMAが天井まで炎を吹き上げる。
現実のFUJIYAMAがあんな火を噴いたら大変だ。
関東平野どころか日本全国火の海だ。
極限まで高められた料理人の技は、最早日本料理の域を超えている。

つか、これ、日本料理じゃない。
タイ米を醤油で味付けしたヤキメシは香ばしくも切ない味で、この分厚い衣はTEMPURAではなくFritterだ。
YAKITORIは、ウム、鶏のバーベキューですな。間違ってはない。かも。
ここ数年でアメリカの日本に対する理解度もずいぶん向上し、本物志向の日本料理店も増えたと聞いていたが、やっぱり王道はこっち系なわけで…。
The Karate Kid(邦題:ベスト・キッド)の世界がまだまだ健在であることを、今夜は思い知らされました。
まあ、たしかにジャグリングの技はすごかったし、全体的に面白かったから個人的にはOK。

↓ついでに噂のYahoo!Localベータ版でも検索してみた。
Knaki Japanese House of Steaks

Yahoo!さん、店の名前間違ってますよ…。

#教訓:まともな日本料理を食べたかったらやっぱり日本人に聞け、ということで。
#Local検索は便利だけど、異国の日本人による情報がほしいですなあ…。Livedoorマップトラバみたいなの。


よろしければ、この記事のご感想をお願い致します。

役に立った

面白い

いまいち

くだらん

憤りを覚えた